いちにのアクセス解析 ユーザーマニュアル【ケーススタディ】
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検索エンジン対策の結果を表示順位だけでなく、その後のアクセス、そして最後に購入した(問い合わせをした)率を測定することにより、そこ検索エンジン対策が売り上げに貢献しているかを把握します。
BtoCのオンラインショップ
よく知られた商品であるが、手に入らない地域も多く、オンラインでのニーズは高い商品を扱っている。
雑誌や本でSEOの情報を調べ、とりあえず自分でもSEO対策をしたサイトを作れる様になった、オンラインショップマスターB氏。検索エンジンで調べると狙ったキーワードで上位に表示されるものもそれなりにあり、売り上げも上がってきました。そこで次への投資を行うべく、今回の自分がやったことの効果を知りたくなりました(効果測定)。
検索エンジン対策の効果を知るにはまずどのような情報が必要を考えました。
2番と3番は検索エンジンを実際に見たり広告出稿のアドバイスツールを利用して行えますが、その他はどうやらアクセス解析を導入しないとわからないようです。そこでアクセス解析を導入することにしました。
まずは1.狙ったキーワードでどれぐらいの人がそのページにたどり着いているかです。
検索して訪れるページは通常はそのキーワードでアクセスしてくる様に最適化を施したページです。その為、サイト全体ではなく、そのページ自身へのアクセスを調べて見る必要があります。
サイト全体でアクセスキーワードを知ることができるアクセス解析は多いのですが、特定ページに絞ってアクセスキーワードが閲覧できるものが意外と少ない様です。実際に入力されたキーワードの他に、そのキーワードと一緒に入力された言葉も把握し、ページ内の文書をさらに変更できないかを確認してみました。
次に4.その後どんなページを閲覧するかです。
検索エンジンで「●●」をいう言葉を入力してこのページにたどり着いた人がその次に見たページはどこが多いか? これを解析できる無料のアクセス解析はありませんでした。いちにのアクセス解析では「ページ解析」で検索エンジン経由で閲覧されたページだけでなくさらに次のページまで確認できました。思惑通り、商品の特徴ページへと移動している人が多く安心しました。
次は5.注文ページにたどり着いた人の率は何%か(検索エンジン→注文ページ閲覧コンバージョン)です。
このサイトは注文の前に送料や支払い方法などの説明ページがあり、そこを経由しないと注文ページにたどり着きません。つまりこのページを閲覧した人はかなり購入意思を持った人です。途中何ページ見ているかわかりませんが、このページにたどり着いた人数(アクセス数ではない)分かり、キーワード毎の強さを把握できました。
ついでに6.注文した人の率は何%か(検索エンジン→売り上げコンバージョン)も調べてみました。現在のサイトとキーワードランキングとの関連を何となくつかめます。
最後は7.検索エンジン→注文ページ閲覧コンバージョン、検索エンジン→売り上げコンバージョンの率は他のキーワードを含めた通常のWebサイト閲覧者のコンバージョン率と比べて高いかです。
通常のコンバージョン率と比べて高いかどうかで言葉同士の比較ではなく、一般アクセスと比較ができるので、基準点ができる感じです。この数字との比較が高ければ現在検索エンジンのランキングで下位に甘んじているものをさらに上げる努力をすべきかまた、場合によってはキーワード広告の出稿も検討する基礎資料として使えます。
結構な時間と労力がかかりましたが、対象月の検索エンジン対策効果レポートとしてまとめました。
項目は下記です。キーワード毎に調べます
何となく科学的になってきました。(終わり)
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